昨夜はとても有意義な語らいをした。集まったのは、笹川保健財団、喜多会長、臼井九州朝日放送報道情報局解説委員長、河野宗像市副市長、秘書政策課赤田さん、公明党石松宗像市議会議員、私。話は、ペシャワール会との縁が深い喜多会長と１９８０年代から中村哲さんについて調査研究、報道に携わられた臼井解説委員長との話から始まった。誰もがまねできない生き方、そして死に方。ただ人として平和を願い、アフガニスタンの水の道を作りたいという気持ちを行動に移されたということだけでは語れない。あまりに深すぎてそこを安易には語れないと思う。かつて北九州市若松区にある河伯館（火野葦平記念館）を訪ね、そこで中村哲さんを身近に感じた。今は亡き、火野葦平の三男、玉井さんとお会いできたことは本当に貴重な経験だったと思う。父、葦平さんと甥にあたる中村哲さんは「とてもよく似ている。」と語っておられた。せめて、あえて厳しい道を選ばれた中村哲さんの生き方を語り継げる自分でありたい。昨夜は、人としてどう生きるか？それを深く語り合えた会であったと思う。こうした話ができる人に出会えたことが財産だと感じる。中村哲さんが好んで使った言葉「一隅を照らす」そこに到達できる人は一握りだと感じる。

表題写真はインターネットから引用